Atsushigraph

Atsushigraph

Photo Collage
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  3. Living Things

Living Things

Living Things

Gathering(2020)

Beacon(2020)

うつつのゆめ(2019)

Dialogue(2019)

Cleft(2020)

盾(2019)

Thorns(2020)

Tempest(2020)

二月の背中(2020)

仏教用語でもある「衆生」の名を冠するLiving Thingsは、こころを持つものの美しさ、恐れ、力強さに触発されています。そして、こころを持つものの定義を拡張していくという特徴を持ちます。この思想は、万物に精神が宿ると信じられていた、原初的な宗教観=アニミズムにもつうじる概念です。こころを持つものである「衆生」は本来、人間・人々の意で使われる言葉ですが、それを自然のような、こころやいのちとは一見捉えられない対象にも拡大解釈することで、想像力を呼び起こしていきます。それは世界のなかに生きることの、畏敬や無常のような思いさえ、湧き上がらせるリフレーミングです。本作はそれを、想像上の風景の形で伝えようとします。
決まりきった目的もなく、安住できる場所もなく、ただ生成され移ろいゆくような、混沌とした世界に息づいているものたちは、無数に、そして無限にあります。それは、私たち人間だけが特別でないことを、意味しているようでもあります。折にふれて脳裏に湧き上がる像と、手探りのなかで発見する技法を掛け合わせながら、中心点のない、流動的な世界を可視化していきます。
それはCGや写真、ドローイングなど幅広い素材をコラージュすることでうまれる絵画です。衆生の言葉に触発された、29篇のシリーズとなります。


このフォトコラージュはリトルプレスのZINEやジークレープリントとして、2020年年末から展開される予定です。