Giclee Prints
ジークレー版画とは
とうとうと流れる、静かな時間に想いを馳せて描いたデジタルアートを、ジークレー版画にしました。ここではジークレー版画がもつ魅力や特徴、さらには各オンラインストアにてお届けしている作品を網羅してご紹介いたします。
ジークレー版画とは
とうとうと流れる、静かな時間に想いを馳せて描いたデジタルアートを、ジークレー版画にしました。ここではジークレー版画がもつ魅力や特徴、さらには各オンラインストアにてお届けしている作品を網羅してご紹介いたします。
ジークレー版画の特徴と技術革新を知る。
〈 ジークレー版画とはどんなもの? 〉
ジークレー版画(またはジークレープリント / ジクレー)は、最新鋭の印刷技術を用いて、厳選された高品質な用紙にプリントする現代の版画技法です。ジークレーというなまえは、フランス語で「吹きつけて色をつける」という意味に由来します。水と油の反発作用を利用したリトグラフと、絹のスクリーンを利用してインクを落とすシルクスクリーンに次ぐ現代ならではの版画技法です。
従来の技法と明らかに異なるのは、版を用いずに刷り上げられるということ。デジタルデータへの対応も可能にしたこの手法により、デジタル技術で描かれたデータとしての作品を、美術品としての価値を担保しながらフィジカルな作品として仕上げることが可能となりました。
ディスプレイで見るRGBの鮮やかな色彩まで表現する色再現性の高さや、高精細な描写力がジークレー版画の魅力です。
〈 永く見てもらえるための工夫 〉
Atsushigraphのジークレー版画は、絵柄に応じて選び抜かれた高級フォトペーパーやファインアート紙が使われ、絵柄が剥き出しのマウントパネル加工による作品には絵画の保存性を高めるアーカイブ表面加工が施されています。これは光や摩擦に強くする加工で、専用のワニスを塗布し、乾かし、また塗布するという工程によって機能性を高めています。なお、額装されたジークレー版画については、フレームのアクリルパネルにUVカット機能があるため、アーカイブ表面加工がなくても充分な保存性があります。
〈 デジタルアートがフィジカルな作品になる意味 〉
デジタルアートがフィジカルな作品になることの利点は、デジタル機器に依存せずに作品単体でこの世に存在させることができる点にあると思います。デジタルデータは劣化しないというメリットがありますが、機器はいずれ劣化し壊れてしまうことがあります。しかしジークレー版画をはじめとする『紙』でなら、100年以上もつ耐性が確かめられています。作品を自立した存在として残せること。そこにデジタルアートをフィジカルな作品に残す価値があるのではないでしょうか。
自分に合った出逢い方で。
木製パネルにジークレー版画を水張り加工という伝統的な方法で貼り付けた作品と、ジークレー版画の用紙をそのまま額装した作品。ふたつのスタイルで多彩なグラフィックをお届けします。購入方法も、通常のオンラインストアでの購入やプレオーダーに加えて、アートのレンタルサブスク Casie(カシエ)をつうじたレンタルという新たな選択肢が増えました。自分に合った作品との出逢い方をお愉しみください。このページでは、すべてのスタイル、購入方法のジークレー版画を網羅してご紹介いたします。
各オンラインストアの作品
盛岡のアートギャラリーImplexus art galleryと、グローバルな現代アートのオンラインショップ TRiCERA ARTにてお取り扱い中の作品を集めました。
作品をレンタルする
2024年5月より、あたらしい作品を中心にアートのレンタルサブスク Casie(カシエ)をつうじてレンタルしていただけます。ジークレー版画は複製が効く技術ですが、ここでは今後複製しないことを保証する世界にひとつだけのグラフィックを揃えました。
予約注文
用紙選びからこだわったジークレープリントを、木製パネルマウント加工や額装の形で制作し、受注生産にてお届けするシリーズです。各作品の予約注文をこちらで承ります。
予約注文期間 : 2024年10月17日(木) 〜 11月30日(土)
発送 : 2024年12月中旬〜2025年2月上旬頃お届け予定。