Atsushigraph(アツシグラフ)は1993年生まれ、岩手県出身のアーティストです。ここでは作品のコンセプトや作家個人のストーリーをご紹介します。
                        
ボーダーレスな
視覚芸術
                                
                            
                            デジタルとアナログ、リアルとバーチャルの垣根をなくした、より自由な広がりを探求するグラフィック。Atsushigraphはアナログな手描きのドローイングから、写真あるいは3Dモデルといったデジタル媒体まで、あらゆる素材をキャプチャし、絵画の着想にします。模索するのは、あらゆる素材と技法を連係させるボーダーレスな視覚芸術です。
                            
                            そのようなプロセスを辿るために、3DCGの空間に立体的なコラージュを施すことで、日常生活で集めた素材や思いついた技法をグラフィックの中に取り入れていきます。そんなふうにして、柔軟に、伸びやかにその表現世界を深めています。最終的に目指すものは、孤独に苦しまないことに気づくための視覚芸術でもあります。
                        
寡黙に支える絵
                            目立つものではないけれど、ひとの私生活をそっと下支えするような絵でありたい。そこにたとえわかりやすい主張がなくても、そこに在るだけでかすかな支えとなってくれる、心の受け皿のような絵をつくりたいと考えています。
                        
孤独に苦しまない
ためのドキュメント
                                
                            
                            近年の作品では、人が生きる環境に対する無常観が繰り返し描かれてきました。この要素は、17歳で統合失調症を患い、今も闘病がつづくAtsushigraphにとって、孤独に苦しまないことを学ぶプロセスとして重要なものでした。
                            
                            諸行無常の感覚は、他者とのストラグルから逃避するのを助け、大局的な観点を思い出すことを促してくれます。また時には、他者と自己が出会うことの奇跡を語りかけてきます。
                            
                            それらをイメージとして見えるものにしていくことが、心に負った蟠りを癒やし、潜在意識を変化させていくことに繋がっています。作品に通底するものは、拒んだり拒まれたりが相互にある人と人との隔たりと共存しながら、市井の人々のうちの一人である尊さを忘れないようにするドキュメント(記録)であるという点です。
                        
Atsushigraph
という名の由来
                                
                            
                            Atsushigraphというなまえには、「Atsushiによって描かれたもの」という意味を重ね合わせ、その時々の関心や心持ちを筆跡のように自分らしく描き残していく意思が込められています。そしてその表現領域は、平面作品だけに留まらず、ウェブやモーショングラフィックス、アートブックと広がり続けています。
                            
                            現在、本サイト( https://atsushigraph.com )をとおして作品の発表を、また
                                STORES 
                                    
                                 および 
                                アートのレンタルサブスクCasie(カシエ) 
                                    
                                 
                                をつうじてジークレー版画をはじめとする作品をお届けしています。
                                
                        
〈 受賞 〉
| 2022 | アートパラ深川大賞2022フォーデイズ賞受賞。 | 
|---|---|
| 2019 | 第2回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS公募展佳作。 | 
〈 書籍 〉
| 2023 | アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2023図録掲載。 | 
|---|---|
| 2020 | 第2回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS公募展図録掲載。 | 
〈 個展 〉
| 2025 | むかしといま展 / ござ九・森九商店 / Morioka, Iwate | 
|---|---|
| 2024 | Recovery / ござ九・森九商店 / Morioka, Iwate | 
| 2022 | Inner Silence / Cyg art gallery / Morioka, Iwate | 
| 2021 | Living Things / MOUNT tokyo / Tokyo | 
| 2019 | Linne / ござ九・森九商店 / Morioka, Iwate | 
| 2019 | Linne / CLOUDS gallery + coffee / Tokyo | 
| 2017 | Polyphony@Override / 自家焙煎コーヒー屋クラムボン / Morioka, Iwate | 
| 2017 | 涙と微笑みが半分ずつになりたい。/ 盛久ギャラリー / Morioka, Iwate | 
| 2016 | AIMS / クロステラス盛岡(ウエストプラザ)/ Morioka, Iwate | 
| 2016 | AIMS / カフェ クリンゲン・バウム / Morioka, Iwate | 
| 2015 | ココロノード / カフェ クリンゲン・バウム / Morioka, Iwate | 
| 2015 | ヒカリクロニクル / ござ九・森九商店 / Morioka, Iwate | 
| 2015 | あかりごと / カフェ クリンゲン・バウム / Morioka, Iwate | 
| 2014 | 猫曜日リフレクション。 / カフェ クリンゲン・バウム / Morioka, Iwate | 
| 2014 | Sunshine / カフェ クリンゲン・バウム / Morioka, Iwate | 
〈 グループ展・公募展・その他 〉
| 2025 | Small Art Exhibition 2025 - 小さなアート展 - / Implexus art gallery / Morioka, Iwate | 
|---|---|
| 2024 | アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2024 / Tokyo | 
| 2024 | Small Art Exhibition - 小さなアート展 - / Implexus art gallery / Morioka, Iwate | 
| 2023 | アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2023 / Tokyo | 
| 2023 | Traveler #4 / MOUNT tokyo / Tokyo | 
| 2022 | アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2022 / Tokyo | 
| 2022 | ARTBOOK TERMINAL TOHOKU 2022 / Cyg art gallery / Morioka, Iwate | 
| 2019 | COLLECTIVE / PARK GALLERY / Tokyo | 
| 2019 | CLOUDS ART MARKET 2019 / CLOUDS gallery + coffee / Tokyo | 
| 2019 | アートフェスタいわて2018 / 岩手県立美術館 / Morioka, Iwate | 
| 2016 | ARTBOOK TERMINAL TOHOKU 2016 / Cyg art gallery / Morioka, Iwate | 
| 2015 | ARTBOOK TERMINAL TOHOKU 2015 / Cyg art gallery / Morioka, Iwate | 
〈 メディア掲載・出演 〉
| 2022 | 盛岡タイムス(2022年11月4日付)掲載。 | 
|---|---|
| 2022 | 盛岡経済新聞(2022年10月24日付)掲載。 | 
| 2019 | 岩手日報(2019年11月2日付)掲載。 | 
| 2017 | 盛岡タイムス(2017年11月15日付)掲載。 | 
| 2017 | 盛岡タイムス(2017年1月27日付)掲載。 | 
| 2017 | IBC岩手放送 : IBCラジオ「ワイドステーション」2017年1月24日放送回出演。 | 
| 2016 | 盛岡タイムス(2016年11月17日付)掲載。 | 
| 2015 | 盛岡タイムス(2015年10月11日付)掲載。 | 
| 2015 | 盛岡タイムス(2015年5月4日付)掲載。 | 
| 2015 | 岩手日報(2015年5月1日付)掲載。 | 
| 2015 | 盛岡タイムス(2015年1月24日付)掲載。 | 
| 2014 | 毎日新聞(2014年7月9日付)掲載。(岩手県域) | 
| 2014 | 盛岡タイムス(2014年7月8日付)掲載。 | 
| 2014 | 盛岡タイムス(2014年3月7日付)掲載。 | 
〈 History 〉
                            これまでの活動を年表にまとめました。こちらからご覧いただけます。
                        
 
                                         
                                         
                                         
                                        
                                         
             
             
             
             
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                